2009/11/27

Day9:エジンバラ城攻め

なんか明るいでしょ。晴れなんだよね、ひさびさに光に包まれた朝。
132226歩からスタートっす。


空が本気で青いもんね。



朝食はホテルのレストランです。宿泊費込みのスコティッシュ・ブレックファスト。上のキャビアっぽいのがホギス。羊の肉と内臓とオートミールを胃袋に詰めたのをゆでたもんらしい。少し食べたけど、内臓苦手な僕はこれだけパス。これは無理だ。


食後はさっさと外へ。晴れてるが風がある。ということは、、、寒い。雨よりいいか。



カールトンヒルと呼ばれる丘へ登ります。ホテル自体がこの丘のふもとにあります。


丘の中腹に大砲が。スコットランドって歴史になるとすぐ血生臭くなりますな。


パルテノン神殿を模して造られたモニュメントの残骸。欧米ってどこに行ってもこれを真似たがる。日本の高速のインターあたりのホテル以上に、パルテノンを真似る。真似を中世とかにやってるんだから、ギリシャ文明って、すごい憧れなんだな。


似非ギリシャと私



僕の時計はソーラー充電なんですが、最近電池切れ警告が。充電しろって言われても、太陽がなかったんだから。。。



丘から見る海。エジンバラって海の近くなんだね。思い出した。


こちらは新市街


平和とはいえ落書きぐらいはあります


大砲のところへ戻りました。大砲はエジンバラ城に向いています。いざ城攻めじゃ。これから徒歩で向かいます。それにしても風強い。さっさと退散


凍結防止の塩。スコットランドは塩派ですか。他に砂派と砂利派があります。


バグパイプの音が響き渡ります。あ、いたいた。かなりの音量。いい音なんて言ってちゃいけません。スコットランド兵が行軍するときに演奏したんですから、、威嚇です。



鉄道駅の上を渡る橋で旧市街へ。中世が旧市街。18世紀は新市街。


城はとんがった塔の右です


街のすぐそばにまで絶壁が。なんとなくアメリカの中西部の都市を彷彿とさせます。


ロイヤルマイルと呼ばれる城からの道。下る側。


登る側。そして城へ向かいます。城攻めですから。


猛者一人


ゴースト・ツアーぁ~だぁ~。出るんだ。でるよな、殺戮の歴史だからな、ここは。


歩道の中央にあった井戸水の出口。シリアルなのが城に向かう人が見る側。


城から帰ってきた人が見る側は笑顔。そうだろうね。王さまに呼ばれたら大変だろうから。


ネス湖謎生物、3D上演。一昨日行ってきましたので遠慮します。


死の都市ツアー、、、、そんなんばっかりだなここは。さては城攻めに向かう僕らを脅かす戦法だね。


怖いの(嘘)で教会カフェで一服。ほんとうは寒いので休憩。


ここがその教会。


かなり重厚


先端なんか中空。


こっちはとんがってますが、元教会。今はカフェやらレストラン。何があったんだろうか、、、


ロイヤルマイルをさらに進みます


狭くなりましたが


城が見てきた。この広場は有名なミリタリータトゥの会場になります。スコットランド兵がいろいろ演奏したりするやつね。夏の風物詩。


城らしく絶壁の上に


空堀


橋を渡っていざ入城


たのもう!


こわそうな兵隊が監視中


たのもう!って言ったら11ポンドの入場料をとられました。
直後に有無を言わさず観光記念写真も撮られそうに。
後で買わされるんだろうから撮影拒否。撮るのは俺だ。



2番目の門の扉。上から降りてくるやつ。尖ってるじゃないですか、、、中世ならいざ知らず、、、、指すのは無銭入場者かぁ、、、


11ポンドでさされちゃかなわないな


やっと城に入りました。大砲だらけ。大砲は新市街へ向いています。。。市民が敵?


遠くに見えるのが先ほどいたカールトンヒル。けっこうきたね。


これが大砲。

古い大砲の先に、やけに新しいヤル気な大砲が。市街地を撃つの?


いえいえ、これは時報だそうです。伝統的に1時に空砲を撃つそうです。


ユニオンジャックがひるがえる場所が本丸。順路通り先へ進むと、、、


軍事博物館。いきなり第二次世界大戦の高射砲。威嚇ですか?


もともとスコットランド兵の歴史ですからね。やつらは猛者だ


再び門をくぐりましょう


岩盤と石積みが見事


入ったところにまた大砲。これは明らかに駅を打つ気だ


地下室の展示。これ本物の城です。。いくつもの戦をくぐってます。この地下は古い部分で人骨も多数出てきたそうです。。。。マジ怖。


本丸。かつての王宮。


王冠などの宝物も展示されてましたが当然撮影禁止。神秘性が大切なものだからね。


グレートホールって部屋。謁見でもしたんでしょうか、ここで。


カフェ。寒さと空腹で昼食。スープとBLTサンドのマヨネーズ抜きを頼んだら、結局「できません」と丁寧に言われました。すべて作り置きということです。スープとパンのみに。


さてさて食後は階段を下りて地下室へ再び。


えーーとーー、中世の牢屋っていう展示です。捕虜はハンモックで寝かされたそうな。18世紀の話では、思ったよりは紳士的に扱われたようですが、、、中世はどうだかね。。個人的に信じがたい。


こちらは近代に使われた牢屋。どこをどう切っても血生臭い。


逃げるように地下牢を脱出


こちらは正面の塔の上の部屋。窓辺に椅子が。何してたんだろう?見張りではないね。


城と私


やっぱり剣を売ってました。木刀じゃないよ。



城を後にします。微妙なのはここは今も政府だか王室だかのものなんだよね。日本の城とはリアルさが違います。


首がつながったまま無事に下城


出たところにの観光博物館。ウイスキー・エクスペリメント。


たるのゴンドラに乗ってウイスキーの事を学べますだぁ。飲まないし、俺。


下りは楽だ


不安な小屋。大丈夫か、あの無理そうな増築


真面目なウイスキーや。もう一度言うけど飲まないし、おれ。


ニューステップ(新階段)なのに古い。新横浜とかも百年後に「新なのに古いね」何んて言われるのかな?


主張の弱い「ペンキ塗りたて」。もっとハッキリかけよ。


駅前のスコット・モニュメントです。よくよく見たら文豪ウォルター・スコット卿の記念碑だそうです


個人の記念碑なのにでかいね。



露店がならんでます。


そのまま美術館へ。入場無料なので寒いんで暖を取りに入ったんですが、たまたまレンブラントの自画像を見つけました。それによるとレンブラントは困難な時期になると自画像を描いたそうです。この時は財政難だったとか。


美術館の外の町のレリーフ。


今朝見た風景はこう。


そして今いるのはこの建物。


露店はクリスマスの雰囲気。ここにはサンクスギビングはないですからね。本日アメリカはサンクスギビングだ。



このあたりは道が全面封鎖で工事中。路面電車の突貫工事。


なんかかっこよくてしばらく見てました


すごい人数で工事してます。


これ、ただのシャベルカーではありません。


すでにできた線路に乗ってます。


再び休憩。足が疲れた。



Mサイズなのにデカ!


窓の外は工事の働くおじさんたちです。かっこいいぜ。実はこの道沿いは熱気で暖かいんです。タール臭いけど。

再び始動


4時だというのに暗い。この直後、
「英語しゃべるか?バスステーションどこかしてる?」
っておばさんに聞かれました。英語しゃべりそうにない奴が、知ってそうに思う?おばさんすごい。


あ、これは日本でいうところの緑の駐車取り締まり員。


車の写真を撮ってます。民間なのでやる気満々。


シアトル的な坂の町ですね。昨日は雨で気付かなかった。


暗くなったし、見る場所は閉館だし、買い物しないし、腹は減ってないし、、、


いったんホテルへ帰るか


この橋を渡ってきました。


疲れたし部屋で少し休むか。


ネットサーフィンなど。なんでもまた円高だってさ。輸出業の僕は最悪だ。いっそう仕事も減るな。気が滅入るが、、セラヴィ。


ふと外を見ると暗い。6時過ぎ。


腹も減ってきたから飯だ。近くのモールのフードコートで済ませと僕の中の再びがささやく。


でも脚は新市街へ


工事はあいかわらず絶好調


王様も満足だろう


今日もシーフード。ひとりだとついついガイドに載ってた店へ


でかい!



満足じゃ


巨大なスノードーム。はじめてみた。


紅茶を買って帰ります。ガイドによると「アメリカでは”Take OutですがTake awayです」とある。僕はアメリカでは”To Go”というと思うのだが、、、毎度ToGoと言ってキョトんとされてます。米語なんだな俺は。


ホテル着。


積算152824歩、本日はあるいてあるいて20598歩。城を攻めてまりましたので、いつもより疲れた20000歩越えでした。そりゃつかれるわな。

あすはいよいよ帰路。まず電車でロンドンへ向かいます。

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